思いのままに滑れてこそ、滑る本当の楽しさがが生まれる。

長野本社工場

About OGASAKA

小賀坂スキーのものづくり

最高のクオリティにこだわりつづけるためにモノづくりに妥協はしない。
そのためには材料も吟味する。

芯材について

スキー本体の性能、強度、耐久性を左右する屋台骨(コア)の部分。

一口に芯材と言っても、木材、プラスティック材、ウレタン等の発泡体のようなものまで、実に様々な材質のものがあり、スキーメーカーに供給する専門の業者が存在するほど大変重要かつ製造に手間と時間のかかる部分です。小賀坂スキーでは、その重要な芯材を自社工場にて、厳しい基準の元、自ら製作しています。

材料はスキー材として最も適しているWood(木)、主に広葉樹を使用しています。木は振動特性に優れ、強度もあり、スキー用芯材として最適で、その最大の特性の一つである「粘り」が、簡単に折れたり曲がったりしない強度、耐久性を担保しつつ、しなやかなフレックスを生み、調整力のある優れたスキー板の製造を可能にします。

小賀坂スキーの芯材製作は、丸太を製材後1年半から2年の間、桟積みにして“天然乾燥”させるところから始まります。その後、“人工乾燥”→“慣らし“を経てようやく木材の加工に入ります。


先ず芯材の塊(ブロック)を製作します。そのブロックを挽いて隣り合わせの板をペアにして1台分の芯材にすることで、左右で同じ性質の芯材が完成します。そしてここでも屋内にて1ヶ月以上乾燥させます。木材中の含水率を1ケタ台にしてからようやく芯材の製作に入ります。製作途中で芯材が膨張したり、収縮したり(反ったり、曲がったり)といった形状変化を起こさせないために長い時間を費やしています。
同じ木(芯材ブロック)から作られた芯材をペアにしていますので、左右の硬さの違いや撓みかたが違うというようなことはあり得ません。
このように厳選された木材を使用して、手間暇を惜しまず作られた芯材は小賀坂スキーの全機種に採用されています。

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